国際結婚と国籍、戸籍について

国際結婚をすると、国籍や戸籍はどうなりますか? 子どもはどうなりますか?

戸籍謄本

 

国籍とは、日本人か外国人かを決めることです。
そして、日本国籍を持つ人だけが、戸籍を作ることができます。

 

国際結婚すると、戸籍はどうなりますか?

国際結婚が成立し、一週間程で、新しい戸籍が作られます。
戸籍の筆頭は、自分。
そして、外国人の彼や彼女の名前は、戸籍の【婚姻】の欄に
載ることになります。
(自分の戸籍の中に外国人の彼の名前はありますが、
彼の戸籍が作られるわけではありません)

 

国際結婚すると、国籍はどうなりますか?

戸籍でも明らかなように、日本人は日本人、ネパール人はネパール人、中国人は中国人です。
ということは、国際結婚で国籍は変更しません。

 

注意その1

国際結婚すると、自動的に相手国の国籍を与えられる国が、わずかですがあります。
(イラン・アフガニスタン・サウジアラビア・エチオピア等)

 

この場合、日本人の女性は、
一時的に(2年間)二重国籍となります。
日本人でいたい場合は、婚姻後2年以内に、
日本の市役所等、又は滞在国の日本大使館に
「国籍選択届」を提出します
外国籍に変更する場合は、「国籍離脱届」を提出します。
詳しくは、法務省のホームページ、国籍選択についてに、記載しています。
国籍選択届を提出しないと、最悪の場合、
日本国籍を失いますので、注意してください。

 

注意その2

なお、出生ではなく自らの意思で別の国籍を選択した場合、
日本国籍は「自動的」に喪失します。
(アメリカ国籍=グリーンカードを取得した場合など)

 

外国人の扱いになりますので、注意が必要です。
日本のパスポートで入国できませんし、住むことも出来ません。
ただ、ビザとしては在留資格の取得による永住権が可能です。

 

お困りの方はご相談ください。

 

国際結婚で生まれた子どもの国籍は、どうなりますか?

国際結婚が成立した後、日本で生まれた子供は、日本国籍が与えられます。
海外で生まれた子供ですが、自動的に日本国籍が与えられるわけではありません。

 

「生地主義」の国の場合

海外で子供を産んだ場合、「生地主義」の国の場合は、
生まれた国の国籍が与えられます。
(代表例がアメリカ。アメリカで生まれれば、
父、母とも日本人でも、アメリカ国籍が与えられます)

 

この場合、日本国籍を取るためには、出生後3か月以内に、
外国の日本大使館または領事館に行き、
出生届と同時に、「国籍留保の届出」にサインと捺印をします。
(出生届の欄の中にあります)
この出生届及び「国籍留保の届出」によって、
子どもの戸籍が作成され、日本のパスポートが発行されることとなります。

 

20歳までは二重国籍が認められ、
22歳までに子どもが国籍を選択することになります。

 

「父母両性血統主義」の場合

「父母両性血統主義」の国は、父親の国籍と母親の国籍の二つが持てます。
代表的な国は、日本、韓国、中国など。
この場合も、海外で生まれた場合は、必ず出生届と国籍留保の届出を提出します。

 

「父性血統主義」の国の場合

「父性血統主義」の国もあります。
イランがその代表格。
父親の国籍が、母と子どもの国籍になります。
国籍留保自体は可能なので、日本国籍にしたい場合は、
母の国籍選択と、子の国籍留保が必要です。

 

国籍の留保をしなかった場合、ずっと日本人になれないのですか?

何らかの事情で海外で生まれ、3か月以内に
出生届を在外日本大使館に提出しなかった場合です。
この場合、子どもが20歳以下ならば、外国人として来日後に
届出による日本国籍の取得が可能です。
(中長期の在留が必要なので、日本人の配偶者等の在留資格で来日します)

 

国籍に関する手続き、戸籍に関する手続き及び
戸籍謄本等の取り寄せやアポスティーユ、海外発送も可能です。
お困りの方はご連絡ください。

 

認知された子どもの日本国籍取得

国際結婚が成立する前に、外国人女性から生まれた子供は、原則外国人です。
ただし、胎児認知(子どもが生まれる前に、お腹にいる子を自分の子と認知する)を行えば、
出生した時点から日本国籍になります。

 

また、出生後でも、日本国籍の父親から認知された子供は、
届出による日本国籍の取得が可能です。
DNA鑑定等で、父子関係を立証していくことになります。

 

日本国籍にする届け出や、帰化申請など、国籍に関する業務も行っています。
ご相談くださいませ。
国際結婚のご相談、お問合せはこちら

 

外国人の人が、日本人になれますか?

「帰化」の手続きを行えば、日本国籍の取得が可能です。

 

 



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